▶︎ ち い さ な こ と 。
ときどきやっている ミニlesson♡
写真は ぐりぐりに巻いたウィッグに、
自分のニットキャップをかぶせてみた図。笑
「どうしてこうしなければならないのか」
「なぜ気をつけないといけないのか」
を、思い出しながら。
ピニングやカール出し、超ロングのお客様のカールアップ…などなど、技術的に難しい事は もちろん時間をかけて学んで行きます。
「慣れ」や「経験」ももちろん必要。
わたしは特に、突然思い立ってヘアセットの世界に入り、どちらかと言えばスピード勝負の仕事で「慣れ」で学んで来たのですが、時にとんでもない間違いだったり、誰でもしている基本的な事をできていなかったりすることがあります。
いつも言っている、
「洗練された」「柔らかい」
styleを作るために、ツイストや編み込みの手法、アイロンウェーブを取り入れる事はできても、どうしてもソレに近づけない。
原因は意外と 手法ではなく基本的な何かが欠けているからだったりする。
「カーラー巻き前に綺麗にブラッシングする」
とか。そうすると ツヤのある仕上がりになる。
そう言うものすごく小さい事で全然スタイルの雰囲気が違う。
「カーラーやアイロンで毛先ワンカールだけでもつけておく。」
そうすると よりふんわりと 柔らかそうに仕上がる。
「当たり前だろ!」とも思うのですが、諸事情によりカーラーを使わずに作ったstyleを写真で振り返ると。
どれもそれなりに仕上がっている上に、ツイストや編み込みを使うことである程度のボリュームはあり、デザインもシンプルながら悪くはない。
でも、毛先がカールしてないのでおさまりが悪く、しまい込むために沢山
ピンを使用するので 「柔らかさ」がなく、更にスプレーで固めてしまうため、最初にイメージした物よりコンパクトで 硬そうな仕上がりになっています。
カチッとしたstyleがお好みであれば良いのですが、デザインは一緒でも なんとなくの「雰囲気の違い」で全く違うstyleだと感じるお客様もいらっしゃるかもしれません。。。
あるいは、
お客様は気づかないかも知れない。
ですがわたしは、自分のstyleが「硬く」「子供っぽい」風に見えるのが嫌でした。
全体にカールを付け、綺麗にブラッシングして作ったstyleと見比べるとその差は歴然。
改めて下地作りの大切さを知り、それ以来自分に口うるさく言い聞かせるようになりました。笑
それを「ヘアセットへの"愛情"」と呼んでいます♡♡
急いでいると、ときどき忘れてしまう ヘアセット愛♡を、ミニlessonで解説しながら取り戻す。
それでもまだまだ 自分が思い描くイメージにはほど遠く、愛情は足りていないようで。
ずーっと片思い状態です。
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